いつもありがとうございます。塾長の森です。今週は水~金まで休校になります。ご注意ください。
女優の竹内結子さんが亡くなられましたね。ここ数か月で、芸能人の自殺が毎月のように報道され、「なんであの人が。。。」と思わずにはいられません。
5年生の国語のテキストで「幸せになる力」という文章があります。その中で、
「世の中に、うらやましいものですなあという気のする人は確かにいる。でも、そういう人もすべての面で優っているわけじゃない。勝ち組、なんていうどこにもいないものをあらわわす言葉のトリックににだまされてはいけないんだ。」(「幸せになる力」清水義範)
という一節が出てきます。
どんな人にも
「できること、できないこと」
「得意なこと、不得意なこと」
があります。
傍から見ると、順風満帆にみえても、そうでない部分も必ずあるということですね。
少し話は違うかもしれまえんが、私も、生徒たちに
「みんなの持ってい力は平等。ただ、それをどの分野に使っていくのかということが大事」だと伝えています。
私自身の恥ずかしい例なのですが、
私は、子供のころ、勉強はそれなりにできましたが、手先がかなり不器用でした(今も)。それは、幼少期、勉強に自分の能力を使っていた分、身の回りのことの大半を親にやってもらっていたからだと思っています。
だから、子どもたちが、「〇〇をできるようになりたい!」といった場合は、そこに力を「一点集中」させるようにしています。もちろん、その分伸ばせない分野もあるということですが、「すべてを完璧に」は無理です。「何を伸ばし、何を犠牲にするのか」それを天秤にかけた上で、覚悟をもって臨むことも大切かなと思います。