いつもありがとうございます。塾長の森です。
昨日、家族で紫陽花を見に行ってきました。
紫陽花って様々な色のものがありますね!
あじさいの花の色は、その土壌の性質によって変化します(色づく部分は正しくは花ではなく「がく」)。
*厳密には「補助色素」という「がく」が本来持つ色素も関係してきますが、ここでは省略します。
土壌に含まれるアルミニウムが、
・アントシアニンと結合すると青系の色になりやすい。
・アントシアニンと結合しないと赤系の色になりやすい。
と言われています。
アルミニウムは根から吸収されますが、その時の土壌が酸性であればアルミニウムは溶けて根が吸収しやすいですが、中性・アルカリ性だと溶けにくく根が吸収しにくくなります。
そのため土壌によって色が変化するということになります。
一応、紫陽花の色の変化の仕組みについて書かせていただきましたが、一番言いたいことは
「実体験から学ぶ」ということ。
今回の例で言えば、
①紫陽花をみにいく→②「あじさいってなんでいろいろな色があるんだろう?」と疑問に持つ→③調べる
こうなってほしい訳です。
特に大事なのが②。自分から疑問に思わなければ、効果が薄れてしまいます。
普段から子供が疑問に思ったことについて、一緒に考えたり調べたりして丁寧に対応しておかないと②の「疑問を持つ心」は薄れていってしまいます。子供の疑問にはとことん付き合ってあげましょう。