いつもありがとうございます。塾長の森です。
先日、公立中高一貫校受検が終了しました。
今回の適性検査Ⅰを簡単に分析したいと思います。
【内容・差がつくポイント】
ほぼ例年通りの内容・レベルだったと思います(計算が必要な問題は例年より多かった印象)。
学校生活に関連するトピック(運動会・地域住民との関わり等)を中心に、論理的思考が問われる問題が多く出題されました。
差のつくポイントとしては、大きく以下の3点が挙げらると思います。
①設問で聞かれていることや条件に合った答えになっているか(アイディア勝負ではない)。
②論理だった説明が出来ているか(特に計算の過程まで書かせる問題は理由を明確にしないと△)。
③条件を仮定して、考えられているか(今回計算が必要な問題は、自分で条件を仮定しないと解けないものが多かった印象)。
【対策と傾向】
・学校で学習する内容以上の「知識」はそこまで必要ないので、まずは学校のことにきちんと取り組みましょう。
・少子高齢化や災害等時事的な社会問題は知っておくようにしましょう。普段からニュースを見たり子供新聞などを読むように。
・学校生活に関する問題が多いので、学校で児童会や課外活動などに主体的に参加すると自分の経験を踏まえて解答を書くことが出来ます。
・論理的に考え、それを表現するスキルは、学校の授業では細かく指導されないので別途対策は必要(森大塾なら論理力養成講座)。
・ケアレスミスは命取り。設問で聞かれていることに答えられていなかったり指定された条件を忘れていたりすると大きく減点となります。普段からケアレスミスをしないように見直しをする習慣を身に付けましょう。
・算数系の問題は、「割合(グラフの読み取り)」は確実に出来るように。また、条件を仮定しなければ解けない問題も多くそういいた問題は学校では扱わないので別途対策が必要(森大塾なら論理力養成講座・数理力養成講座)。
・適性Ⅰは例年傾向は変わらないので、過去問を繰り返し解きましょう。
以上今回の適性検査の簡単な分析でした。
論理的思考力はすぐに身につくものではありません。今後受検を検討されている方は早めに対策をスタートしましょうね!