いつもありがとうございます。
塾長の森です。
突然ですが、みなさん現金はどれくらいの頻度で使いますか?
私は、ほぼほぼ、すべてクレジットカードで支払っています。たとえ100円でも。
小銭を持ち歩く必要ないし、ポイントもつくし、良いことしかないと思っていました。
しかし、実際は、そこで失っているものがあるようです。
それは「計算力」。
今日ラジオで、パーソナリティーの男性が、
「現金払いが基本だったころは、釣銭が少なくなるようにぱぱっと暗算することなど余裕だったが、
先日、久しぶりに現金払いをしてみたら、ぱぱっと暗算が出来ず、頑張って釣銭が少なくなるように出したつもりが、多くなって返ってきた」
と話していました。
大人の計算力が落ちることは、たいして問題ではないかもしれませんが、
「カード払い」=「子供の暗算機会の減少」
と考えると、これは少々問題ではないでしょうか。
「買い物」は、こどもたちの計算力を鍛えるのに格好のツール。
「なぜ計算を学ぶのか」ピンとこない子供も多いと思いますが、「買い物」で四則計算を使うことで、
多少なりとも「計算を学ぶ意味」を実感でいると思いますし、実際に計算することで暗算力も向上します。
「カード払い」にしてしまうと、その絶好のチャンスを逃すことになります(少々大袈裟ですね)。
学校や塾で学んだことを日常生活で活かせると、こどものモチベーションは高まります。
こどものために、時代に逆行して、
「脱クレジットカード」
するのも、よいかもしれませんね!